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クエン酸シンターゼ

クエン酸シンターゼは呼吸するすべての細胞に見られる酵素で、解糖系で得られた炭素を酸化することによって二酸化炭素と化学エネルギーとしてのNADHを生成する。

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1CTS - Oxo-Acid-Lyase
Crystallographic Refinement And Atomic Models Of Two Different Forms Of Citrate Synthase At 2.7 And 1.7 Angstroms Resolution
リガンド:CIT
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2CTS - Oxo-Acid-Lyase
Crystallographic Refinement And Atomic Models Of Two Different Forms Of Citrate Synthase At 2.7 And 1.7 Angstroms Resolution
リガンド:CIT|COA

種による違い

この酵素は酸素呼吸する生物種に普遍的なため、種による違いを比べるのに便利な酵素でもある。

大腸菌

大腸菌のクエン酸シンターゼは6つの同一サブユニットからなり、それぞれに生成物であるNADHの結合サイトがある。NADHが豊富にある場合(エネルギーが十分にある場合)には、クエン酸シンターゼは酸化を停止し、余計なエネルギーを消費しない機構になっている。

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1NXG - Transferase
The F383a Variant Of Type Ii Citrate Synthase Complexed With Nadh
リガンド:NAI|SO4

耐熱性細菌

この耐熱性細菌のクエン酸シンターゼは、熱による失活を防ぐために2つの同一サブユニットがジスルフィド結合で鍵をかけあうように鎖を交叉させて(カテナン構造)結合している。

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2IBP - Transferase
Crystal Structure Of Citrate Synthase From Pyrobaculum Aerophilum
リガンド:ACT|MG

Reference

Links