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キレート

2個以上の中心金属イオンと配位結合する有機化合物。「キレート」(χηλή, chelè)とは、はギリシャ語で「カニのはさみ」の意味。カルボン酸と金属との配位結合の形から名前が付けられた。

複素環は中心に金属原子を結合できる。生体内でも金属のキレートはみられ、ヘモグロビンの補因子である鉄原子を結合したヘムや、植物の光合成で働くマグネシウムを結合したクロロフィルなどがある。

キレート試薬が金属イオンと結合することを利用し、微生物増殖の抑制、金属の廃液処理、化学療法に用いられる。

MeSH

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EDTA EDTA 分子の中心に配位結合を介して金属イオンを結合する、キレート試薬。医薬品の製造に用いられたり、食品の添加物として用いられる。(Chelating Agents, Edetic Acid) 調製法 0.5M EDTA (pH 8.0) EDTA-2Na-2水和物 186.1 g 700 mL (最終 1L) , , , ,
TEバッファー TEバッファー DNAを保存する際に使う、Tris/EDTA溶液。EDTAは、エンドヌクレアーゼの補因子である金属イオンをキレートし、DNAの分解を防ぐために添加されている。(-> 制限酵素の補因子) 調製法 Tris-HClバッファーのストック溶液と , , ,
キレート試薬、キレート化合物 キレート試薬、キレート化合物 2個またはそれ以上の中心金属イオンと配位結合する有機化合物。「キレート」(χηλή, chelè)とは、はギリシャ語で「カニのはさみ」の意味。カルボン酸と金属との配位結合の形から名前が付けられた。 , ,
クエン酸 クエン酸 代謝系で重要な中間体。柑橘類の果実に多い。カルボン酸がカルシウムイオンをキレートできるため、抗凝固薬としても用いられる。 リンク * オキサロ酢酸 * Citric acid 代謝反応 キレート 抗凝血剤 , ,
テアフラビン テアフラビン カテキンが発酵されてできる赤色の色素で、紅茶に含まれる。B環にカテキンが結合し、ダイマーを形成した化学構造をもつ。 Links * Theaflavin 抗酸化作用 キレート 食品 , ,
ビウレット ビウレット 非タンパク質の窒素源として羊や牛の飼料に添加される。硫酸銅を含む強アルカリ溶液では銅イオンのキレートによって紫色を呈色する。 変性させたタンパク質の主鎖や側鎖がビウレットのように銅イオンをキレートすることによって定量する方法は , , , ,
ブレオマイシン ブレオマイシン ブレオマイシンは、1966年、日本の梅沢浜夫博士によって発見された抗癌剤で、Streptomyces verticillusで非リボソーム合成で産生される糖ペプチド。金属イオンを補因子としてキレートし、分子状酸素を活性化することフリーラジカルを作ってDNAを損傷すると考えられている。(MeSH: , ,
ヘム ヘム Links * ヘモグロビン * クロロフィル 補因子 金属 キレート , ,