BioWiki

補酵素

(coenzyme, コエンザイム)

酵素は多様な構造によってさまざまな反応ができるが、20種類のアミノ酸だけでは苦手な反応もある。たとえば、電子伝達の授受(酸化還元)はNADHや金属イオンが得意であり、酸素の結合にはポルフィリンの中心の鉄イオンが適している。

このような、アミノ酸のみから成る酵素が苦手な部分を補完するための分子のことを補酵素と呼ぶ。補酵素は食物から摂取されるか、酵素による生合成で作られている。

ページ内容タグ
グルコースオキシダーゼ グルコースオキシダーゼ グルコースオキシダーゼは、グルコースをグルコラクトンへ酸化する小さくて安定な酵素。細胞外ではたらくため、表面には多くの糖鎖が結合している。酸化反応において、酸素から過酸化水素を発生する。 , , , , , ,
グルタチオン グルタチオン グルタミン酸の側鎖のカルボン酸にシステイン-グリシンのN末端がアミド結合したトリペプチド。 グルタチオンは細胞内で多くの役割をもつ。 * 化学物質に結合し、水溶性を高めることで排出を促す。 * , ,
スクシニルCoA スクシニルCoA S-アシル補酵素A。脂肪酸補酵素Aから作られ、生合成反応や脂肪酸の酸化反応、セラミド生成に関わる。 (MeSH) 化学構造 補酵素 ,
チアミン (ビタミンB1) チアミン (ビタミンB1) 化学構造 補酵素 ビタミン , ,
ビオチン ビオチン 水溶性の補酵素で、すべての細胞にごく少量必要とされ、ビタミンHとも呼ばれる。多くはタンパク質やポリペプチドにアミド結合した状態で存在しており、肝臓・腎臓・脾臓や、酵母や牛乳、卵白に含まれる。ヒトの腸内細菌が作り出すことも知られている。 , , ,
ポルフィリン ポルフィリン ポルフィン環を含む化合物をポルフィリンと呼ぶ。ポルフィン環は4つのピロール環がメチンで環状に架橋されており、それらピロール環が修飾されたさまざまな誘導体が存在する。側鎖の異なる誘導体は、接頭語が付加されて呼ばれる。(例:ウロポルフィリン, ヘマトポルフィリン,プロトポルフィリンなど) ポルフィリンは鉄と結合し、ヘモグロビンやミオグロビンのような生物学的に非常に重要なヘムを形成する。(… , , ,
ルシフェラーゼ ルシフェラーゼ ルシフェラーゼは、ATPを消費してルシフェリンを発光させる酸化還元酵素である。 PDB ルシフェラーゼ ルシフェリン Links * 緑色蛍光タンパク質 * Luciferase - RCSB PDB site 'Molecule of the month' * AK Rainbow社のページ 酵素 補酵素 酸化還元 atp , , ,