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TdT活性

TdT(terminal deoxynucleotidyl-transferase)活性。2本鎖DNAの平滑末端の3'末端にヌクレオチドを1つだけ付加する活性。

TaqとPfu

TaqとPfuの生成物の違い

PCRで用いられるTaqなどがTdT活性をもっている。平滑末端の3'-OHにヌクレオチドを1つだけ付加するため、PCR産物も3'突出となる。基質としてdNTPを用いてもアデニンが選択的に付加される。 (PfuのようにTdT活性を持たない酵素は、PCR産物も平滑末端となる。)

ライゲーションにおける影響

平滑末端同士をつなぐブラントライゲーションの場合は、TdT活性による突出末端がライゲーション効率を落としてしまうため、T4 DNAポリメラーゼなどで末端の平滑化を行うと良い。一方、T-ベクターを用いたTAクローニングは、この突出したAを活用してライゲーションする方法である。