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シトクロムcオキシダーゼ [2013/06/09 18:08] (現在)
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 +======シトクロムcオキシダーゼ======
 +酸素呼吸する細胞すべてが持っている酵素で、[[シトクロムc]]から電子を受け取り、分子状酸素を還元して水分子を生成する。
 +
 +{{pdb>​fullSmall:​1oco}}
 +
 +
 +======Links======
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 +  *[[今月の分子2000]]
 +  *[[mom>​5|Cytochrome c Oxidase]] - RCSB PDB '​Molecule of the month'
 +
 +
 +{{tag>​タンパク質 膜タンパク質}}
 +
 +/* MOM訳
 +
 +酸素は不安定な分子です。チャンスがあれば、分裂して他の分子に結合してしまいます。これは酸化というプロセスで、身近な例では、車や釘がさびる現象と同じです。しかし、驚くべきことに、酸素の異常な電気的性質はとても遅いのです。だから、火をつけない限り、紙が自然に燃えることはありません。
 +
 +すべての動物や植物や多くの微生物は、この酸素の不安定さを生命のエネルギーに利用しています。食物のなかの分子たちは酸化され、それによるエネルギーは新しい分子を作り出すことに使われたり、泳いだり這ったり、あるいは体の再生に使われます。でも、食物は炎をあげて酸化されるわけではありません。ゆっくりとした多くのステップを経て酸化されます。すべてのステップは、エネルギーを出来るだけ搾り取れるように制御され、設計されています。
 +
 +シトクロムcオキシダーゼは食物の酸化の一番最後のステップを制御しています。このステップでは、原子自体はすべて取り除かれていて、食物の分子から得られた数個の電子が残っています。シトクロムcオキシダーゼは、これらの電子を受け取り、酸素分子にくっつけます。そして、そこに水素イオンも同様にくっつけられることで、最終的に水分子を作り出します。
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