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ブタノール濃縮 [2013/06/09 18:08] (現在)
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 +<select Language>​
 +bio:​ブタノール濃縮|日本語
 +bio:​en:​Butanol condensation|English
 +</​select>​
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 +======ブタノール濃縮======
 +DNA溶液などの水溶液とブタノールを混合し、水を含むブタノール層を捨てていくことで水溶液を濃縮すること。
 +=====原理=====
 +[[n-ブタノール]]は4つの炭素をもつ直鎖状のアルコールであり、水と混合すると二層分離する。しかし、クロロホルムなどの非極性溶媒と異なり、ある程度の水分子を含むことができる。([[n-ブタノール|100mLあたり7.7g]]) そのため、
 +  -溶液にブタノールを加えて混合(水がブタノールに移る。ブタノールも水に移る。)
 +  -水を含んだブタノールの層を捨てる。(濃縮)
 +  -新しいブタノールを加える
 +という操作を繰り返すことで、水層を濃縮することができる。
 +=====方法=====
 +
 +  -溶液と等量のn-ブタノールを加える。
 +  -しっかりとフタをして手で強く振る。
 +  -軽く遠心をかける(卓上の簡易遠心機で十分)
 +  -上層のブタノール層を取り除く
 +  -(1から4を繰り返して濃縮する)
 +  -[[エタノール沈殿]]などでDNAを抽出する。
 +
 +
 +=====メモ=====
 +  *ブタノールは揮発性で刺激臭があるので、ドラフトチャンバー内で操作。
 +  * **水層・ブタノール層は飽和溶液**\\ ブタノールを混合した後は、水層はブタノール飽和、ブタノール層は水飽和溶液となっている。もし、最初のブタノール量が少ないと、水層にブタノールが溶けきってしまい、ブタノール層が無くなってしまう。この場合はブタノールを追加する。逆に、ブタノール量が多すぎると、ブタノール層に溶液が溶けきってしまう。その場合は、滅菌水やバッファーを加える。
 +  *ブタノールは有機溶媒なので、ラボで定められた廃棄方法で正しく廃棄する。
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 +======リンク======
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 +  *[[エタノール沈殿]]
 +  *[[フェノール・クロロホルム抽出]]
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 +======書籍======
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 +
 +{{tag>​実験プロトコル}}